ish's blog

サラリーマンの日常の工作日記。

ギャランティーと鑑別、鑑定証

前回の続き

検索すれば一瞬で出てくるとは思うが
先日書いた、メーカーとお話をしている際に思い出した話し今度は【ギャランティーと鑑別、鑑定書】について書こうとおもう
ここでは俺自身の知識によるものであり過去10年近く前からここ2、3年前迄の経験に基づくので突っ込みについてはスルーします。




アクセサリー、ジュエリーショップには大抵品質保証書【ギャランティー】というものがある
さて、このギャランティー何が書かれているかというと

PL法。以下引用
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%BD%E9%80%A0%E7%89%A9%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E6%B3%95

このアクセサリーは身につける上で気を付けて下さいという注意書である
書き方こそ違うだろうが
アレルギーが出たら着用しないこと。医者に行くこと
力仕事、スポーツでの着用をしないこと
サウナ、スキー場等の着用は火傷や凍傷になること等が記載される

また、商品の型番、素材、日付、販売場所(店)が記載される
これがない販売店は、お客様よりアレルギーやアクセサリーを着けて怪我をした場合全て販売店の責任になる為日本では渡していないメーカーは無いと思う





さて、ここで家電製品の保証は自然故障に限り1年から2年間保証し交換または修理することが多いが

アクセサリー、ジュエリーについて販売後すぐにぶつけて石が取れようが傷を入れようが修理については殆どのお店が有料で行いますよというスタンスだ

記載された素材を認める品質保証。販売店を認め、修理可能ならそれをお店が預かる【ギャランティー】である

希に傷とり無料をみかけるが、だいたい工房がくっついているお店かブライダルリングに見かける

ケースバイケースで、交換、修理を無料にて受ける場合もあるからまずは販売店に相談をした方が良い

量産のキャストの爪がちゃんと付いていなく実は大きなスがあって石留め爪が折れたとかね






ここで似た様なものがあり
【鑑定書】、【鑑別書】である
これらは、先ほどの【ギャランティー】と別枠で用意される個別の検査書類


【鑑別書】
天然石、模造石の記載があり刻印を元に、または削りだした金属から素材を検査、鑑定し
写真で全体像を取ったものが多いが、文章を持って第3者の鑑定機関が発行し証明をするもの

【鑑定書】
ダイヤモンドなら4C、クラリティ、カット、カラー、キャラが記載されたもの
パールも同様にグレード表記があり写真で石のカットの状態、パールの写真を撮った状態で第3者の鑑定機関が発行し証明をするもの




鑑定書、鑑別書共にナンバーが記載されているが大抵リングやネックレスに一緒に刻印され
販売時に一緒に渡される。というかお客様と2者確認をする。
とてつもない小さな字だが,,,

そう、こいつダイヤで上代7~8万くらいからのアイテムに付いたりパールなら3~4万くらいから付く

もちろんダイヤ1万くらいでも鑑別、鑑定書を希望すれば作ることが出来るわけだが下代で鑑定機関を通るのに7~8千くらいかかる
下代5千円以下のカードサイズのをミニ鑑とか呼んでた事もあったかな
一般の取引でまずは見掛けないが、そんなレアケース1度だけ希望された事があった


で、ごくごく希に、というかあってはならない事なのだが
滅多に売れない鑑別、鑑定書を販売スタッフが渡し忘れる事がある

買ったお客様を始め、メーカーだろうとクリエイターだろうとどんな思いでルースを選び鑑定機関を通り、職人の手によって丁寧にセッティングされているかなんてきっと想像が出来ない人が忘れたりする

本当に土下座では済まされない事だ
そうは言っても人間がやっている事なので初心者であれベテランであれどうしてもミスは出るのだが,,,

とりあえず以上です(*´-`)